「グローバル・マーケティング」の授業で、日本の企業が新興国に向けて積極的に進出している事例を学び、アジア新興国市場に興味を持つようになりました。語学留学で訪れたフィリピンでは、貧富の差やインフラの未整備といった社会的な問題を目の当たりにし、現地に対する知識不足を痛感。帰国後、「エリアスタディーズ基盤」の授業で各国の歴史と文化を学びつつ、専門ゼミナールで新興国市場戦略論を研究する中で、国民性やライフスタイルへの理解を深めて、どこに需要があるのか分析することがビジネスの成功につながると気づきました。仕事を通じて新興国を支援したいという思いから、虫よけや殺虫剤で国内外の衛生環境改善に貢献しているアース製薬で、暮らしに役立つ生活用品を国内外のお客さまに届けていきたいです。
（2022年3月取材）