株式会社講談社

大学時代に探究したのは、日本語特有のニュアンス。豊かな表現を追求するため出版社の校閲部門へ。

幼い頃から本が好きで、将来は書籍に関わる仕事に就きたいと思っていました。名古屋外大の日本語学科は、言葉の性質や使われ方にフォーカスを当てた学びが特徴。授業を通して、さまざまな日本語表現と、それに含まれる差別やジェンダーについて知識を深めました。さらに社会言語学のゼミナールでは、言葉の多様性から一歩踏み込んで、意味や意図を効果的に伝える方法を研究しました。言外に意味を含ませたり、言葉が持つ印象で微妙なニュアンスを表現したりするのは日本語特有の伝達手段です。適切な言葉選びの重要さ、面白さを学びました。これらの経験から、さらに日本語を追究したいと感じ、出版社の校閲部門を選びました。大学での学びを活かしながら、〇か×かの正誤だけでなく、その言葉が読者に与える印象も考慮できるような校閲者をめざします。(2018年3月取材)