2年次の専門科目は、専攻の枠を超えて履修可能に!
さらに高い専門性を身につけることができます。
2026年度から英米語学科では、2年次の専門科目をすべての専攻の学生が相互に履修できるようになります。所属する専攻以外の科目を履修することで、視野を広げ、高い専門性を身につけることを目的としています。自身の専門分野をより多角的に捉え、学びを深めることができます。
EDUCATION
外国語学部英米語学科 英語教育専攻
英語教育専攻の特色
高い英語力と教授法、国際感覚を身につけた
外国語大学ならではの英語科教員を養成する。
英語教育専攻
で身につける
語学力×専門性
英語力や国際感覚を磨くとともに、教員に必要な資質と能力および英語教授法を身につけます。
また、"英語で授業を行う"ための英語力と授業力を模擬授業を通して実践的に学び、身につけます。教育への情熱を持ち、生涯学習の土台を築くことのできる教員になることを目標とします。
こんな方にオススメ!
英米語学科は、名古屋外大の開学当初から一貫して英語教育に力を入れ、他大学にはない独自の教育メソッドを編み出してきました。
全学部共通の「英語基幹プログラム」や「複言語プログラム」、英米語学科独自の「専攻言語プログラム」で
英語力を徹底的に強化します。
少人数授業により、基盤となる英語力を身につけます。
12言語から自由に選んで学び、複数言語の使い手をめざします。
「聞く・話す・読む・書く」の4技能を磨き、段階的に高度な英語運用能力を身につけます。
日本人教員+外国人教員の指導により、
文法の理解と語彙力強化を図る
Reading×Writingの授業で
自分の考えを英語で発信する力を磨く
英米語学科独自の段階的な
英語教育メソッドを展開
ネイティブ教員の
多い
環境
入学前に
やる気を高める
オリジナル教材
Weekly
語彙テスト
英語科教員に求められる教養や、指導・評価等に必要な知識・技能を2つの「系」の科目を通して多角的に学びます。英語教育専攻のカリキュラムには教員免許の取得に必要な科目が多く配置されており、教員になるための学びを効率よく進めることができます。
自分の興味・関心の方向性をもとに自分の志向に合わせて系を選択し、専門分野の学びを深めていきます。選択した系以外の科目も履修可能です。
01
国の教育課程の基準である学習指導要領に示された目標達成に必要な、英語に関する一般的な教養を身につけます。英語の歴史や英語の音声、意味、文法、コミュニケーションや異文化コミュニケーションに関する知識を深め、英語科教員として求められる確かな教養を身につけます。
特徴的な科目
02
英語の指導や評価に関して、英語科教員に求められる実践的な知識と技能を習得します。中学校と高等学校の学習指導要領で示されている「英語で行うことを基本とする」授業ができる英語力を身につけるほか、生徒の習熟度を適切に評価したうえで指導ができるよう、評価方法についても学びます。
特徴的な科目
内容を重視した指導法に基づいた授業を行うため、1・2年次の英語の授業では「Intensive Reading」「Essay Writing」「Core English」の3つの授業で同じトピックを扱い、学んでいきます。3週間ごとに1つのトピックについて学習し、時間をかけて何度も触れ合うことで「聞く・話す・読む・書く」の4技能を磨きながら、思考力や表現力を鍛えます。さまざまなテーマのコンテンツを通して必要なことをリサーチし、議論やディベート、プレゼン資料を作成することで、構成力や洞察力、英語で物事を深く考える能力が身につきます。
中学・高校の学習指導要領には「授業は英語で行うことを基本とする」と定められています。英語教育専攻ではほとんどの授業を英語開講とし、教員は英語での授業を実際に行うことで、英語指導者としての後ろ姿を見せながら学生を指導しています。また、英語で授業を行うために重要なのは、「生徒の理解度に合わせ、状況に応じた英語を使用できる」力です。教室を英語コミュニケーションの場として活かしながら、生徒たちの英語力を伸ばすことができる英語科教員をめざします。
前期・後期に1回ずつ専攻に所属するすべての学生と面談指導を行う時間を設けています。日々の学習や就職、教員採用選考試験対策など、教員に相談しやすい環境を整えています。また、他学年やOG・OBとの交流も活発に実施。教員と先輩からの手厚いサポートがあるからこそ、教員採用選考試験において高い合格実績を積み重ねています。
英米語学科の学生は、3年次から専門ゼミナール(通称:ゼミ)に所属し、興味・関心を持ったテーマを取り上げて専門研究に取り組みます。
専門研究(テーマの一例)
NEW2026年度より新カリキュラムへ
2年次の専門科目は、専攻の枠を超えて履修可能に!
さらに高い専門性を身につけることができます。
2026年度から英米語学科では、2年次の専門科目をすべての専攻の学生が相互に履修できるようになります。所属する専攻以外の科目を履修することで、視野を広げ、高い専門性を身につけることを目的としています。自身の専門分野をより多角的に捉え、学びを深めることができます。
英語教育専攻の
カリキュラム表・
シラバス(講義要項)を見る
※掲載している科目の名称は変更となる場合があります。
学校教育の現場を早くから知り、教職への意識を高めるために、地域の幼稚園、小・中・高校・特別支援学校などで、ティーチング・アシスタントとしてインターンシップに参加します。英語教授法の実践の場として、英語の授業はもちろん、学校の教育業務全般を経験します。参加した学生には、単位が認定されます。
留学先大学で前半4週間は語学研修に参加し、後半8週間は午前中に語学研修、午後はインターンシップに参加します。磨きをかけた英語力を実社会で試すことで、実践的な英語力と仕事のスキルを身につけます。実習先はホテル、レストラン、イベントセンター、博物館などがあります。
[中期留学先]
オーストラリア・グリフィス大学で約6週間、語学研修と現地の小・中・高校でインターンシップを行う短期留学を実施しています。「英語教授法」の講義を受けたあと、現地の小・中・高等学校でのインターンシップに参加します。主に日本語のティーチング・アシスタントとして子どもたちへの外国語教育に携わり、組織の一員として責任を果たす経験をします。
2026年度より英米語学科の専修科目として実施し、専門科目の多様な学びとより密接に連動した海外研修となります。学生たちの多様なニーズに対応できるようさまざまな研修先を用意し、専門科目の学びを「海外文化研修」の実践的な学びで英語力と知識をさらに高めます。
※予定であり、変更となる場合があります。
短期留学先
英米語学科では、学内最多のネイティブ教員を擁しています。ネイティブ教員から学ぶことができるのは、語学のスキルだけではありません。彼らが暮らしてきた英語圏の文化や歴史、社会のあり方などを直に学ぶことができます。
大学での英語の学びに向けて準備ができるよう、英米語学科の教員が入学予定者を対象とした自主学習用のオリジナル教材を作成し、英語の基礎授業を実施しています。高校とは異なる大学独自の学習方法を身につけることで、やる気が高まった状態で入学を迎えることができます。
1・2年次の「Reading and Grammar」の授業では、英米語学科の教員が独自に語彙テストを作成。毎週実施されるテストを通して英語で円滑なコミュニケーションをとるための語彙力を着実に高め、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を底上げします。
教員に求められる資質や能力をテーマに、教育の目的・目標、確かな学力、教職の意義、職務内容、組織マネジメント、カリキュラムマネジメントなどについて理解を深めます。また、教職に必要な基礎知識や技能に加え、思考力、判断力、表現力の習得をめざします。
第二言語習得(SLA)の原理について理解を深めるために、第二言語習得研究の成果や理論をALL ENGLISHの授業で学びます。また、第二言語習得(SLA)の研究と、教室で実践する第二言語の授業との関係性についても学びます。
教育目標
自分と異なるものも受け入れる心の広さや優しさを持ち、ますます国際化する社会に対応できる知性、教養、倫理を持つ一方で、高度な英語力に基づく豊かでバランスのとれた国際感覚を身につけ、21世紀の世界で活躍できる人材の育成を目的とする。
定員
400名(英米語専攻220名・英語コミュニケーション専攻130名・英語教育専攻50名)
取得できる資格
主な就職先実績
教員採用選考試験の合格実績(英語教育専攻)
東京都、神奈川県、横浜市、栃木県、新潟県、愛知県、名古屋市、岐阜県、長野県、三重県、静岡県、浜松市、大阪府、堺市、滋賀県、石川県、富山県、福井県、宮崎県
※過去5年間の実績(2020年3月〜2024年3月卒業生実績)
※過年度の卒業生を含む
主な就職実績(英米語学科)
トヨタ自動車、スズキ、アイシン、ヤマハ発動機、TOPPAN、日本特殊陶業、ジェイテクト、ミズノ、日本通運、東海旅客鉄道(JR東海)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、三菱UFJ銀行、日本生命保険、野村證券、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ドリームスカイ名古屋、JTB、エイチ・アイ・エス、東京ベイ舞浜ホテル、星野リゾート、オリエンタルランド、日本マクドナルド、西日本電信電話(NTT西日本)、名古屋市役所、愛知県・名古屋市教育委員会 、警視庁など
※過去5年間の就職先(2020年3月〜2024年3月卒業生実績)
学生の声
Q1 現在取り組んでいる研究テーマや活動は?
教員をめざして、中学校・高校の英語教育に関する研究に取り組んでいます。学習指導要領の内容を英語で議論したり、ALL ENGLISHの模擬授業を計画し実践したりするなど、生徒の学習意欲や自信を高め、英語の4技能を伸ばす授業ができるよう、試行錯誤を重ねています。教員採用選考試験の対策にも力を入れながら、自分自身の英語力を高めるための学習にも励んでいます。
Q2 学びを通して、成長できたことは?
ALL ENGLISHの授業を通して、「英語で授業を行う」力がつきました。積極的に発言し、自分の意見を的確に伝えられるようになったと思います。私は留学経験がありませんが、名古屋外大の学びを通して幅広い視野と十分な語学力を身につけることができました。「留学をしなくても英語力を伸ばせる」と証明できる教員をめざしたいです。
※2025年2月取材
教員の声
Q1 学科・専攻の魅力を教えてください!
英語科教員に求められる英語力と教授法、批判的思考力を身につけさせるとともに、self-efficacy(自己効力感)とself respect(自分を尊重し受け入れること)を養う指導をしています。専門科目の多くを英語開講としており、「英語で授業を展開できる」実践力が身につけられる専攻です。
Q2 学生たちに期待していることは?
自律した学習者として、目標を設定し、それを達成するために振り返りと修正を重ねながら努力を継続する意志力、批判的思考を育んでほしいと思います。特に英語科教員をめざす学生には、英語の4技能を向上させ、「学ぶこと」の楽しさや「英語でコミュニケーションをとること」の楽しさを生徒に実感させることのできる指導力を身につけてほしいと願っています。
※2025年2月取材