2年次の専門科目は、専攻の枠を超えて履修可能に!
さらに高い専門性を身につけることができます。
2026年度から英米語学科では、2年次の専門科目をすべての専攻の学生が相互に履修できるようになります。所属する専攻以外の科目を履修することで、視野を広げ、高い専門性を身につけることを目的としています。自身の専門分野をより多角的に捉え、学びを深めることができます。
EDUCATION
外国語学部英米語学科 英米語専攻
英米語専攻の特色
英語圏の言語や文学、芸術、歴史を深く学び、
多様な文化・社会を比較研究して論理的思考力を培う。
英米語専攻
で身につける
語学力×専門性
アメリカとイギリスを中心とする英語圏の言語・文学・芸術・歴史などについて学び、異なる文化的背景を持つ人々の慣習や価値観を深く掘り下げて理解します。
英語圏の文化を深く学ぶことは、世界の芸術・科学・ビジネスなどに与えた影響を学ぶことでもあり、日本の文化との違いを理解することにもつながります。
こんな方にオススメ!
英米語学科は、名古屋外大の開学当初から一貫して英語教育に力を入れ、他大学にはない独自の教育メソッドを編み出してきました。
全学部共通の「英語基幹プログラム」や「複言語プログラム」、英米語学科独自の「専攻言語プログラム」で
英語力を徹底的に強化します。
少人数授業により、基盤となる英語力を身につけます。
12言語から自由に選んで学び、複数言語の使い手をめざします。
「聞く・話す・読む・書く」の4技能を磨き、段階的に高度な英語運用能力を身につけます。
日本人教員+外国人教員の指導により、
文法の理解と語彙力強化を図る
Reading×Writingの授業で
自分の考えを英語で発信する力を磨く
英米語学科独自の段階的な
英語教育メソッドを展開
ネイティブ教員の
多い
環境
入学前に
やる気を高める
オリジナル教材
Weekly
語彙テスト
英米語専攻では、英語圏の言語・文化・文学・社会・歴史などを4つの「系」の科目を通して多角的に学びます。
そのうえで、「専門ゼミナール」での専門研究や、4年間の集大成となる卒業研究や卒業論文を通して専門性を磨きます。
自分の興味・関心の方向性をもとに自分の志向に合わせて系を選択し、専門分野の学びを深めていきます。選択した系以外の科目も履修可能です。野を深めていきます。選択した系以外の科目も履修可能です。
01
英語の基本的な性質・特徴について、言語学や英語学といった学術的なアプローチによって学び、古い英語から現代英語まで、英語の全容を捉えます。
特徴的な科目
02
英語で創造された詩・物語・演劇・映画・ミュージカル作品などを取り上げ、言語表現とともに、英語圏の国・地域において、その作品が生まれた時代や社会、解釈・分析方法を学びます。
特徴的な科目
03
現代文化の多様性を学び、異文化理解を深める
地域文化系
すべての科目を外国人教員が担当。アメリカやイギリスを中心とする英語圏の多様な地域文化、慣習、伝統などを取り上げ、それらが形成された歴史的経緯とともに、現代社会が抱える課題について考察・検討していきます。
04
英語圏の国・地域の歴史や社会の変遷を学ぶ
国際社会系
英語圏をイギリス、北米、オセアニアに大別し、イギリス植民地支配の歴史から政治や外交など現代社会までを学び、多様な価値観を理解します。
英米語学科の学生は、3年次から専門ゼミナール(通称:ゼミ)に所属し、興味・関心を持ったテーマを取り上げて専門研究に取り組みます。さらに、学びの集大成として4年次に「卒業研究・卒業論文」をまとめます。
専門研究(テーマの一例)
卒業論文(タイトルの一例)
NEW2026年度より新カリキュラムへ
2年次の専門科目は、専攻の枠を超えて履修可能に!
さらに高い専門性を身につけることができます。
2026年度から英米語学科では、2年次の専門科目をすべての専攻の学生が相互に履修できるようになります。所属する専攻以外の科目を履修することで、視野を広げ、高い専門性を身につけることを目的としています。自身の専門分野をより多角的に捉え、学びを深めることができます。
英米語専攻の
カリキュラム表・
シラバス(講義要項)を見る
※掲載している科目の名称は変更となる場合があります。
留学先大学で前半4週間は語学研修に参加し、後半8週間は午前中に語学研修、午後はインターンシップに参加します。磨きをかけた英語力を実社会で試すことで、実践的な英語力と仕事のスキルを身につけます。実習先はホテル、レストラン、イベントセンター、博物館などがあります。
中期留学先
海外文化研修
2026年度より英米語学科の専修科目として実施し、専門科目の多様な学びとより密接に連動した海外研修となります。学生たちの多様なニーズに対応できるようさまざまな研修先を用意し、専門科目の学びを「海外文化研修」の実践的な学びで英語力と知識をさらに高めます。
※予定であり、変更となる場合があります。
短期留学先
英米語学科では、学内最多のネイティブ教員を擁しています。ネイティブ教員から学ぶことができるのは、語学のスキルだけではありません。彼らが暮らしてきた英語圏の文化や歴史、社会のあり方などを直に学ぶことができます。
大学での英語の学びに向けて準備ができるよう、入学までに必要な英語の基礎が身につく自主学習用のオリジナル教材を作成しています。語学は日々の積み重ねが最も重要です。学生には、「毎日自主学習を行う」という習慣を身につけた状態で入学してほしいと考えています。
1・2年次の「Reading and Grammar」の授業では、英米語学科の教員が独自に語彙テストを作成。毎週実施されるテストを通して英語で円滑なコミュニケーションをとるための語彙力を着実に高め、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を底上げします。
英語を学問的な観点から説明できるようになるための、基礎的な概念や考え方を身につけます。現代の英語が果たしている役割のほか、言語としての仕組みや歴史、社会や文化との関わりについて学びます。
英語で書かれた詩や物語、歌やミュージカルなど人々に感動や共感を呼び起こす芸術作品を取り上げます。表現の工夫や秘密を探りながら、それらの作品がどのような時代や社会で生まれたのかを考えます。
代表的なハリウッド映画を取り上げ、それらを通してアメリカ文化への理解を深めます。初期のディズニー・アニメーションやモノクロのサイレント映画、チャップリンやヘップバーンなどハリウッドで活躍した俳優たちに触れながら、今に続くアメリカ文化の礎を学びます。
イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど、世界中に広がる英語圏社会の歴史を学びます。英語圏から自分の興味のある国や地域を見つけることで、2年次以降の研究テーマ選定にもつなげます。
教育目標
自分と異なるものも受け入れる心の広さや優しさを持ち、ますます国際化する社会に対応できる知性、教養、倫理を持つ一方で、高度な英語力に基づく豊かでバランスのとれた国際感覚を身につけ、21世紀の世界で活躍できる人材の育成を目的とする。
定員
400名(英米語専攻220名・英語コミュニケーション専攻130名・英語教育専攻50名)
取得できる資格
主な就職先実績
トヨタ自動車、スズキ、アイシン、ヤマハ発動機、TOPPAN、日本特殊陶業、ジェイテクト、ミズノ、日本通運、東海旅客鉄道(JR東海)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、三菱UFJ銀行、日本生命保険、野村證券、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ドリームスカイ名古屋、JTB、エイチ・アイ・エス、東京ベイ舞浜ホテル、星野リゾート、オリエンタルランド、日本マクドナルド、西日本電信電話(NTT西日本)、名古屋市役所、愛知県・名古屋市教育委員会 、警視庁など
※過去5年間の就職先(2020年3月~2024年3月卒業生実績)
学生の声
Q1 現在取り組んでいる研究テーマや活動は?
映画・広告・音楽など、アメリカのポップカルチャーを通してアメリカの文化・社会を読み取っています。私は人種問題とアメリカ文化がどのように関連しているのかに興味があり、黒人差別撤廃を求める広告に使用されている配色について研究を進めています。今後は広告だけでなく映画や音楽なども調査し、理解を深めていきたいと思っています。
Q2 学びを通して、成長できたことは?
日本とイギリス・アメリカの文化や価値観の違いを学んだことで、これまで自分が無意識に抱いていた偏見に気づくことができました。また、講義を通して文化や歴史を紐解いていくことで、過去の出来事が現代にどう影響しているかを学び、ニュースでは伝えられていない側面にも目を向け、多様な視点を持つ大切さに気づくことができました。
※2025年2月取材
教員の声
Q1 学科・専攻の魅力を教えてください!
北米、イギリス、オセアニアを中心とする英語圏の言語、文学、芸術、社会や、英語圏の人々の考え方や行動様式を掘り下げて学ぶことができます。「英語はどのような構造をしているのか」「英語は社会の中でどのような働きをしているのか」など、言語と私たちとの関係について知り、英語を深く理解することができる専攻です。
Q2 学生たちに期待していることは?
まずは高度な英語力をしっかりと身につけること。その前提のもとに豊かな教養や専門性を獲得し、課題を論理的に考える力や物事を本質的に捉えることのできる力を養ってほしいです。語学を軸とした学びを通して得た本質的なコミュニケーション力を、世界のさまざまな国や地域で発揮してくれることを願っています。
※2025年2月取材