EDUCATION
現代国際学部現代英語学科

現代英語学科の特色
現代社会で活躍するための英語力・教養・最先端のAIについての知識を
身につけ、グローバルなキャリアに向かうことのできる人材を育成する。
現代英語学科
で身につける
語学力×専門性
英語・文化・社会
データ・AI
現代のグローバル社会において「英語」は英語圏のみならず非英語圏でも日常的に使われ、多様化が進んでいます。世界の人々とのコミュニケーションをより円滑で確かなものとするために、英語の多様性とともに世界の国・地域における多様な文化や社会についても学びます。そこに最先端のAIについての基礎的な知識や技能の学習を加え、将来のキャリアを見据えつつ、自らの力で分析し、思考し、深い理解に基づいて世界に発信することのできる人材を育成します。
こんな方にオススメ!
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YOUR INTEREST
- 将来のキャリアに結びつく
英語力を身につけたい。 - 現代のグローバル社会が抱える
諸問題について学びたい。 - 最先端のAIの知識や技能の
基礎を身につけたい。




現代英語学科の 特長的な学びのプログラム
「語学力」
を磨くプログラム
全学部共通の「英語基幹プログラム」や「複言語プログラム」、
現代英語学科独自の「専攻言語プログラム」で語学力を徹底的に強化します。
少人数教育を中心とした全学部共通の 外国語教育プログラム
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英語基幹プログラム
少人数授業により、基盤となる英語力を身につけます。
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複言語プログラム
12言語から自由に選んで学び、複数言語の使い手をめざします。
教育プログラム
英語力の強化を図る 専攻言語プログラム
アカデミックな文章を英語で読み書きし、英語でプレゼンテーションする力を身につけ、
専門分野を英語で学び、自らの考えを英語で発信することのできる基盤を築きます。

「読む・書く」を重点的に学ぶ
Basic English
読み書きに重点をおいた科目を通して、英語力の基礎づくりを行います。外国人教員による授業を通して、オーラルコミュニケーションの力も高めます。
英語運用能力を継続して高める
Step-Up English
英語の「聞く・話す・読む・書く」という4技能を継続して向上させるための科目を設置。外国人教員による英語教育を軸に、専門分野に対応できる英語力を身につけます。
キャリアに必要な知識を英語を通して学ぶ English for Career Development

外国人教員が担当し、異文化理解、環境問題、ジェンダー、AI、キャリアなど幅広い分野を段階的に学びます。講義はすべて英語で行われるため、英語で聞き取り、考え、自分の意見を発表できる力が身につきます。1年次の「English Essentials」は導入科目として、担当する教員の専門分野に沿ったテーマを題材として学び、英語運用能力を向上させます。2年次以降には、さまざまな専門分野について英語で理解し、世界で起きている事象について深く考える力を養います。
English Essentials
Global Citizenship Studies in English
AI and Entertainment in English
English for Career Development
「専門性」
を磨くプログラム
世界の英語・文化・社会、データ・AIなどを3つの「系」の科目を通して多角的に学びます。
そのうえで「セミナープログラム」での専門研究を通して専門性を磨きます。
グローバルなキャリア形成に役立つ
知識と思考力を身につける
3つの「系」の学び
自分の興味・関心の方向性をもとに自分の志向に合わせて系を選択し、専門分野の学びを深めていきます。選択した系以外の科目も履修可能です。
NEW2026年度より新カリキュラムへ
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01
グローバルシティズンシップ系
現代の国や地域の文化と社会は、グローバルな状況とも密接にかかわっています。ローカルとグローバルとのこのようなダイナミックな関係を、具体的な事例を通して考察し、グローバルな市民にふさわしい教養を培います。
特徴的な科目
- グローバル社会と移民・難民PICK UP
- グローバル社会と現代文明
- グローバル社会と表現芸術
- グローバル社会と先住民
- Pop & Fan Cultures in Global Society など
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02
AIデータ・デジタル系
AIの仕組みと活用法を学び、人文学を中心としたさまざまな分野におけるデータ分析スキルを身につけます。ITとデータを活用して課題を解決する力を養うことで、ビジネスや社会において活躍できる人材の育成をめざします。
特徴的な科目
- デジタル人文学入門
- ことばのデータサイエンス
- AI活用英語コミュニケーションPICK UP
- AIビッグデータ分析 など
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03
イングリッシュキャリア系
さまざまな職種において英語の必要性が高まっていることはいうまでもありませんが、人のキャリアとは職業だけではありません。人が行う多様な社会活動のすべてをキャリアと捉え、それに必要な英語の知識や英語力を培います。
特徴的な科目
- Media English for Career AdvancementPICK UP
- キャリアのためのクリティカルシンキング概論
- キャリアとしての英語教育
- エアラインイングリッシュ など

英語キャリアプログラム
英語学習では英語の4技能を着実に伸ばしていくことはもちろんのこと、そこで身につけた英語力を、たとえば留学生との交流などにより実地に運用することも将来のキャリアにとって有意義です。現代英語学科では、そのような英語活動とキャリア開発のための「英語キャリアプログラム」を設けています。
英語キャリアプログラム科目
- Tandem Language Learning
- ワーク&ライフ
- Performing Arts and Career

ポップカルチャーを通じて世界を読み解く
ポップカルチャーの歴史や背景を知ることは、現代社会や国・地域ごとの文化を理解するために重要な素養となります。現代英語学科では日本と海外の両方のポップカルチャーの重要性や課題について学ぶ「Pop & Fan Cultures in Global Society」などの授業を通し、国内外の現代社会を読み解く機会を設けています。

PBL(Project Based Learning)プログラム
日本の大学院で学ぶ外国人留学生とともに受ける、英語のみで開講されるプログラムです。「SDGs(持続可能な開発目標)」や「世界の紛争と平和」など現代社会が抱える課題をテーマに、3日間をともに過ごしながら解決策を討議し、その結果をプレゼンテーションします。さまざまな問題に取り組む姿勢と実践的な英語力を身につけるプログラムです。

世界の国・地域を深く理解するための
地域研究エリアスタディーズ基盤
現代の国際社会を網羅的に知り、理解するために、「日本」「アジア・オセアニア」「中東・アフリカ」「ヨーロッパ」「アメリカ」の5つの地域について学びます。各地域の文化、歴史、社会、政治経済と言語をかけ合わせて学ぶことで、世界を理解するための知識に深みと厚みをもたらします。


ひとりの指導教員のもとで
2年次から始まる専門研究
セミナープログラム
現代英語学科では2年次から「基礎ゼミナール」が始まり、自分の研究テーマを選び、指導教員と相談しながら研究の基礎固めを行います。3~4年次は「専門ゼミナール」で英語による文献研究やレポート、論文作成を実施。2年間にわたって同じテーマを追究することで、研究の専門性を高めていきます。
専門研究(テーマの一例)
- The Attitudes Toward Opposite-Gender Relationships in Japanese Society: An Analysis of Japanese TV Dramas and Films
- Health Gaps between Indigenous and Non-Indigenous People in Australia: Historical Legacy and Contemporary Situation
- 地域社会における祭りの再生―保存と継承のための改革事例から学ぶ―
- 魔法文学から読み解く理想的教育
現代英語学科の
カリキュラム表・
シラバス(講義要項)を見る
※掲載している科目の名称は変更となる場合があります。
OTHER PROGRAMS
その他の特長的な
プログラム・取り組み

英語劇公演/ワークショップ
海外の劇団を招き、英語劇の公演やワークショップを行っています。参加学生は、俳優たちから台詞や身体表現の指導を受け、表現力を伸ばすことができます。
2024年はオーストラリアのTHAT Production Company による『マクベス』の公演を開催しました。プロの俳優と一緒に役者として参加した学生たちは、シェイクスピアの美しい台詞を舞台で演じ、拍手喝さいを浴びました。

短期留学(海外研修)
※希望者対象異文化理解と英語力の向上をめざし、海外の大学で研修を実施しています。オールイングリッシュの授業、ホームステイ、課外活動などを通して、現地の人々の考え方や価値観を学びつつ英語運用能力を高めます。
短期留学先
- ワイカト大学(ニュージーランド)
- 留学先大学は変更となる場合があります。
(長期留学・中期留学)
はこちら
学生の声

「紛争や差別はなぜ起こるのか?」について歴史や政治など、さまざまな背景を理解しながら研究しています!
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Q1 現在取り組んでいる研究テーマや活動は?
異文化理解や移民問題について学ぶゼミナールに所属しています。新聞やテレビで報道されている紛争や差別を題材に、なぜこのような行為がなされているのか、歴史や政治、教育環境を踏まえて考察しています。大学祭ではチャリティーバザーの企画・運営を行なったほか「子どもとその未来」をテーマにさまざまな国の映画を学習し、ポスターにまとめて展示を行いました。
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Q2 学びを通して、成長できたことは?
ゼミナールやオーストラリアでの長期留学で多様な価値観をもった人々と意見を交わしたことで、異なる考えを受け入れ、建設的な議論ができる力が身につきました。卒業研究も他の学生や教員と意見を交わすことで自分にはない視点に気づくことができ、「一人ではなく、協力し合って学ぶこと」の大切さを実感しています。卒業後のキャリアを見据え、チームマネジメントのスキルも磨いていきたいです。
※2025年2月取材
教員の声

社会的課題を英語で考察するグローバルな視点と思考力が身につきます!
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Q1 学科・専攻の魅力を教えてください!
現代英語学科では、英語力と物事を健全に思考する力(クリティカル・シンキング)を養いながら、多文化理解や社会課題を探究する授業を展開しています。私の専門は多文化共生や移民・難民研究ですが、他にも文学や演劇、AIなどを専門とする教員が在籍しています。想像力にあふれたコミュニケーション力を身につけられる学科です。
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Q2 学生たちに期待していることは?
外国語学習を通じて、自発的に異文化への関心を持ち、他者への理解を深めながら健全な思考で考える力を身につけてほしいと考えています。社会に出た際には、人と人をつなぐ架け橋として活躍し、自分の意見を持ちながらも他者を尊重する姿勢をもつことで、社会に貢献できる人材になることを期待しています。
※2025年2月取材
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教育目標
実践的な英語力を身につけたうえで、専門的知識とその職業領域で活用する応用的英語能力の修得を目指し、総合的な英語力を更に究め、多様なビジネスチャンスにおける英語のプロフェッショナルを育成、特に英語コミュニケーションが大切な役割を果たす諸分野やAIについて深く学び、世界で活躍できる人材の育成を目的とする。
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定員
85名
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取得できる資格
- 中学校・高等学校教諭一種免許状「英語」
- 小学校教諭二種免許状
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主な就職先実績
トヨタ自動車、ヤマハ発動機、三菱自動車工業、マキタ、ホーユー、住友電装、日本通運、DHLサプライチェーン、三菱UFJ銀行、岡三証券、住友生命保険、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)、ドリームスカイ名古屋、JTB、エイチ・アイ・エス、星野リゾート、ジェイアール東海ホテルズ、ソフトバンク、トヨタシステムズ、マイナビ、楽天、ファーストリテイリング、秋田放送、鳥羽市役所、愛知県・岐阜県・東京都教育委員会、厚生労働省 愛知労働局 など
※過去5年間の就職先(2020年3月~2024年3月卒業生実績)
「グローバル社会と移民・難民」
移民は人類史と同じくらい長い歴史をもっています。アメリカに渡った日系人の歴史も150年以上に及びます。さらに、現代のグローバル社会では、さまざまな要因による移民・難民が急増しています。移民の歴史やその現状を検討し、日本でも目立ちつつある多文化社会への理解を深めます。
「AI活用英語コミュニケーション」
近年急速な発達を遂げたAIは、私たちの生活の隅々に浸透し、その恩恵にあずからない日はないほどです。この授業では、まずAIの利点と欠点を知ったうえで、それを積極的に活用して必要な情報を集め、どのようにして相手に伝わる英語の文章を「書く」かということをおもに学びます。
「Media English for Career Advancement」
現代社会においては新聞、雑誌、テレビなどに加え、インターネットやSNSなどの新しいメディアが影響力を高めています。これらのメディアで使われる英語について学びつつ、メディアを批判的に読むメディアリテラシーを身につけます。さらに、自らが英語でメディア発信する力を養います。