NUFS 名古屋外語大学 受験生サイト

01
語学(日本語+英語)

国際日本学科だからできる!
語学力の徹底追求

国際日本学科では、専攻言語を“日本語”とし、日本語を数ある言語のひとつとして客観的に見つめなおしながら、「専門科目」でその実践的運用能力を高めます。また、英語のみで行う授業などを通じて鍛える高度な英語運用能力と共に、世界で日本の文化を発信することができます。

専攻言語である日本語はもちろん、
英語開講科目で英語の運用能力も高める
専門科目

多くの日本人にとって母語である日本語の運用能力を高める科目を配置しています。伝わりやすい日本語を駆使するために、日本語を「世界の諸言語のひとつ」と捉えて学びなおす授業を通し、より洗練された口頭表現能力、文章力、そして論理的な思考力を養成します。また、高い日本語の運用能力は、英語をはじめとした外国語学習の基盤となります。英語のみで行う授業や、"翻訳"のように日本語と英語を併用する授業も開講し、日本語と英語の2つの言語教育を展開していきます。

特徴的な科目

音声表現/文章表現/日本語概説/日本文化論/日本語と英語/日本論入門/日英トランスレーション/日本語文法入門/日本語のバリエーション/日本語の分析/日本語と社会/日本語史/英語で読む日本文化/プレゼンテーション/日本発信英語

PICKUP

聞き手としての能力を高める
日本語
コミュニケーションスキルズ

専門科目で磨かれる「話す側」としてのスキルに加え、この科目では「聞く側」としてのスキルも積極的に鍛えます。たとえば心を開いて人の話を聞く態度を養い、相手の感情に配慮して意見を伝えたり、相手の意見を受け止めて適切に応答したりするトレーニングを行います。ディスカッションの場などで、人々の間に立って円滑に議論を進める力が身につきます。

専門的な英語を学ぶための基礎固め
英語基幹プログラム

英語基幹プログラムは1年次の必修科目です。グローバル社会に求められる一定レベルの英語力を身につけることができます。

  • ALL ENGLISHの“超”少人数授業

    PUT
    (パワーアップチュートリアル)

  • アカデミックな英語学習の基盤をつくる

    Core English

  • 総合的なリスニング力を育成する

    Listening Comprehension

  • 検定試験の特徴を理解し、勉強法を学ぶ

    TTI(TOEIC® L&R・TOEFL®・IELTS™)

“マルチリンガル”への入り口
複言語プログラム

複数の言語を学び、グローバル社会で活躍できる“マルチリンガル”への入り口として「複言語プログラム」を設置しました。
国連公用語と、アジアを中心に経済発展の著しい国々の12言語をラインナップ。ひとつの言語について初級、中級、上級と複数年にわたって段階的に学習することができます。もちろん興味関心に基づいて複数の言語を受講することもできます。他言語を学ぶことで、客観的に日本語を捉えることができ、さらに言語に対する新たな発見を体験することができます。
国際日本学科では、英語を必修とし、英語基幹プログラムで身につけた英語力をさらに強化していきます。

履修可能な12言語

英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/スペイン語/ポルトガル語/ロシア語/中国語/韓国語/インドネシア語/タイ語/アラビア語
※国際日本学科では複言語プログラムの英語は必修です。

02
日本と世界の文化・社会の
学び

国際日本学科だからできる!
日本と世界の文化・
社会を客観的に学ぶ

日本語を学ぶということは、日本という国の歴史や文化・社会について深く知ることでもあります。「世界教養ブリッジ科目」や、志向に合わせて選択できる2つのコース科目により、「世界の中の日本」という視点から日本と日本語についての知識と教養を身につけます。また、日本語教師の育成を主眼としたプログラムも充実しています。

世界と日本のさまざまな教養を広く学ぶ
世界教養ブリッジ科目

「世界教養ブリッジ科目」は、世界と日本を双方向に学ぶことができるブリッジ方式の特別プログラムを設置。1 年次に広く「文学・文化・美術・音楽・民族・宗教・政治・経済・歴史」などのさまざまなテーマの教養を学び、学生の興味・関心を喚起します。この学びは2年次から始まる「コース科目」などの発展的学習において、学生自身が何を探究していきたいか考えるきっかけとなります。

志向に合わせて選択できる
2つのコース科目

2年次から始まる学科独自の専修科目。「世界教養ブリッジ科目」の学びによって見出した自らの興味関心に基づいて、どちらかのコースに軸足を置きながら、自分の志向に合わせて科目を選択して学ぶことができます。

コース共通科目

2年次に「日本語コミュニケーションスキルズ」を必修としています。口頭で情報や意見を伝えるための言語表現や情報の構造について理解を深めることで、わかりやすい話し方を身につけます。また、良い話し手であると同時に良い聞き手であるために必要な要素、質問やコメントをする際に必要な技術などについて、スピーチしたり発表者の意見を聞くなど、実践的なトレーニングを通じて考えます。

01

国際日本
文化コース

日本という国を、その歴史、文化、文学、伝統芸能などの異なる視点から客観的に見つめ、日本に関する文化的・社会的な知識を深めることができるコースです。今まで身につけた断片的な知識を体系的に整理し、より大きな視点から日本を見つめ直します。

特徴的な科目

現代日本の成立/日本の伝統芸術/現代日本の文学/国際日本文化史/日本語の文体 など

02

国際日本
発信コース

日本に関する深い知識や教養を海外に紹介する能力を身につけることができるコースです。そのため日本語と英語での高度な口頭表現能力や文章力の向上など、世界の人々とコミュニケーションをとるための専門的な知識を習得します。世界から見た日本を立脚点として、「日本人のコミュニケーション」「異文化の人たちとのコミュニケーション」などを学び、日本を世界に発信する英語力や対話力を養成します。

特徴的な科目

日本の国際イメージ/異文化間コミュニケーション/日本語ジャーナリズム/論説・評論/日本観光英語 など

実践的なプログラムをさらにご紹介

日本語教師の育成を主眼とした

充実のプログラム

日本語教師をめざす学生を対象とした学科独自の「日本語教育プログラム」や、3・4年次には学んだ知識をベースに国内外で実践的な能力を高める「日本語教育実習」を実施しています。学内にある留学生別科(国際日本語教育インスティテュート)で、日本語を学んでいる外国人留学生のクラスに、日本語ボランティアとして参加する機会も設けています。

2024年度より国家資格化する、日本語教師の
資格取得のチャンスが広がります!

全国屈指の日本語教師比率を誇る環境で
日本語教授能力を高める

日本語教育プログラム

日本語と日本文化の専門知識をベースにして「外国人に日本語を教える日本語教授能力」を高めるためのプログラムです。国内外での日本語教育の経験が豊富な教員が担当し、充実した環境で学ぶことができます。該当科目を26単位以上修得することで「日本語教育副専攻」を修了、45単位以上で「日本語教育主専攻」を修了することが可能です。国内外での日本語教育実習も行っています。日本語教育プログラムでの学びは、企業や国内外のNPO、自治体、小中学校などで働くときにも大きく活かされます。

特徴的な科目

日本語教育方法論/言語教育概論/日本語教授法/言語分析/日本語の構造/言語習得論/日本語教育文法/日本語教育教材論/教室活動/日本語教育実習指導

国内外での教育実習で日本語教師としての
実践的な知識や技能を身につける

日本語教育実習

日本語教師をめざす学生を対象とした実践的な科目です。実習先として、韓国、台湾、ベトナムの各大学に加えて、名古屋外大の国際日本語教育インスティテュート、さらに愛知県内の日本語学校などと提携しており、国内外での教育実習の機会は他大学の追随を許しません。実際に外国人日本語学習者を前にして教壇実習をすることで、日本語教師としての実践的な知識や技能が身につきます。

海外の日本語教育実習先

釜山外国語大学校(韓国)/銘傳大学(台湾)/ハノイ国家大学外国語大学(ベトナム)
※変更となる場合があります。

専門分野を絞って、深く探究する

専門ゼミナール

2つのコースにおける専門的な学びを通して、興味・関心を持ったテーマを取り上げ、ゼミナールでは専門研究に取り組みます。さらに4年間の集大成となる「卒業論文」を4年次にまとめ、より高い専門性を養います。

▶研究テーマの一例

  • 通訳翻訳学、公益通訳翻訳(司法通訳翻訳)、英語学
  • 日本語教育(ライティング、教育実践)
  • 応用言語学・言語教育(日本語教育)
  • 言語文化教育学
  • 言語とコミュニケーション
  • 文化研究(国際文化、比較文化、日韓文化研究)

▶卒業論文(タイトルの一例)

  • 「コロナ禍」による新しい言語使用の実態ーwithコロナ時代のコミュニケーションとはー
  • 名古屋市在住ムスリム児童にとっての日本語教室の役割
  • 韓国人日本語学習者の「んです」多用から見る使用意義
  • 日本語母語話者の母語場面と接触場面における『笑い』についてー新疎関係に注目してー
カリキュラム表