英語力を高めながら将来につながる経験もしたいと思ったことと、もともと動物が好きという理由から、コアラの保護施設でインターンシップができるサザンクロス大学への留学を決めました。前期は語学コースを履修し、レポートを書くための参考文献の使い方や引用表記など、アカデミックな英語表現を習得。後期からは現地の学生とともに学科紹介を履修し、森林の基礎知識や管理方法など自然に関する専門知識を学びました。インターンシップは授業のない時間に、課外活動として参加します。キャンバス内にある「コアラ・ホスピタル」という施設で、ケガや病気の治療後に野生へ返す活動のほか、敷地内の清掃やコアラの観察などを行いました。保護施設の意義や命を守る責任の重さを実感できる貴里な機会となり、現地スタッフとの交流を通して、オーストラリアの自然や動物保護に対する意識の高さも知ることができました。この経験から「英語と動物にかかわる仕事に就きたい」と思うようになり、税関で麻薬探知犬とともに活動するハンドラーになるという目標を見つけることができました。憧れを実現できるよう、今後は国家公務員試験の対策に力を入れていきたいです。(2025年2月取材）

中学生の頃から留学することが夢だったので、留学プログラムや留学先の国・地域の選択肢が豊富な名古屋外大に入学しました。特にドイツの文化や歴史に興味があり、複言語としてドイツ語の学習にも力を入れ、留学先にはドイツ・マールブルク大学を選びました。語学だけでなく、現地の学生と同じ授業を履修して専門性を高めたかったため、国際教養に関する授業を中心にドイツから見たアメリカの外交政策やメディア学などの学びを深めました。名古屋外大で専攻してきた分野だったため、ある程度の知識は身についていましたが、マールブルク大学では「なぜそのような制度があるのか」など具体的に考え議論をする機会が多くあり、留学を通してより一層専門性を深められたと感じています。授業での出会いを通じて、アメリカなど他国から来ている学生たちとも言語の壁を超えて親しくなり、心から尊敬できる友人たちに刺激をもらいながら、自分自身も大きく成長することができました。帰国後はドイツの航空会社の客室乗務員になることを目標に、英語やドイツ語をさらにレベルアップさせるための勉強や、外資系エアライン就職の対策に力を入れています。（2024年2月取材）

高校時代から観光業界に興味があったことに加え、充実した留学プログラムに魅力を感じ、名古屋外大に入学しました。名古屋外大では日本のおもてなしやホスピタリティについて学ぶ機会も多くあったのですが、海外との接客の違いについて知りたいと思うようになり、「スタンダード留学」のキャリアプラス制度を利用し、アメリカのパシフィック大学で授業を受けながら現地のホテルでのインターンシップを経験できる留学プログラムに参加しました。1年間の留学では英語力を磨くための語学クラスに加え、現地学生とともに授業を受ける学部授業も履修し、国際問題や異文化理解を中心に学びました。ホテルでのインターンシップでは、約３ヵ月間に3つのホテルで、フロント・キッチン・食事のサーブ・ハウスキーピング・マーケティングなどあらゆる職種を経験しました。アメリカのフレンドリーなスタイルの接客を体験できたことは、貴重な機会だったと思います。日本と海外それぞれのホスピタリティを学び、それを実践できたことを、卒業後の進路にも活かしていきたいと考えています。（2024年2月取材）