世界教養学科の授業の中で、19世紀の日本が近代化を進めるなか、どのように欧米から政治や経済、教育などの知識を吸収していたかを学ぶ機会がありました。現在もまだまだ海外から学べることは数多くあると感じ、自分自身の目で世界を見るため、3年次にイギリスへの長期留学に挑戦しました。留学中に現地の大使館から日本人に向けた連絡事項や注意喚起のメールがたびたび届いたのですが、慣れない海外での生活の中、日本語で得られる重要な情報はとても心強く感じ、「大使館は海外で暮らす人にとって安心感を与える存在なのだ」と気づかされました。これがきっかけで大使館に勤務する在外公館派遣員をめざして試験の準備を進め、無事に合格することができました。卒業後はジャマイカへの赴任が決まっています。外交活動をしっかりとサポートできるよう、現地での業務に努めます。
（2024年2月取材）