「英語とフランス語の両方を習得し、世界中の人と話せるようになりたい」という思いのもと、フランス語学科に入学しました。特に印象に残っているのは、3年次のゼミナールで取り組んだフランス語の教科書づくりです。日本人に向けたフランス語の教科書で、日常会話や旅行で必要となる単語や表現を多く取り上げるなど、制作を通して自身の語彙力や表現力もアップさせることができました。4年次のゼミナールでは世界各国のボードゲームについて学び、「戦時中に物資を取り合う様子を模したゲームがある」など、単なる子どもの遊び道具ではなく、社会や歴史と密接に結びついて制作されたものが多いことを知りました。ボードゲームに限らず、「遊び」の背景には制作者の意図が存在します。ここで得た知識を活かせるのではと思い、LEGOLAND Japan合同会社への入社を決めました。楽しむだけではなく子どもたちに良い影響を与え、たくさんの人を笑顔にする企画を考え、実行していきたいです。
（2025年2月取材）