10代の頃に1年半ほどドイツで過ごした経験から、欧州の文化や考え方に共感し、もっと海外とつながりたいと思い名古屋外大に入学しました。英語に自信がなかったのですが、「PUT」の授業で自然と会話を楽しむうちに「英語で話すことが好き」という自分の強みに気づきました。スピーキング力をさらに伸ばすため、外国人教員によるALL ENGLISHの科目を積極的に履修し、会話における表現力を鍛えました。さらにゼミナールでは、多文化・多民族が共存するカナダについて研究。「相手のタブーには触れず、自分たちの常識を押し付けない」といった他国の文化を受け入れ、違いを認め合う姿勢の大切さを実感しました。これまでの経験や学びを通して、日本の文化や技術を世界に発信するとともに、海外の良いところも取り入れながら発展させていく仕事がしたいという思いが生まれ、トヨタ紡織株式会社への入社を決めました。今後は海外の採用や現地での研修などを通して世界とつながりながら、日本の産業発展に貢献していきたいです。
（2025年2月取材）