入学当初からホテル業界への就職をめざしていたため、英語力だけでなく世界のさまざまな国・地域の文化を学びたいと考え、現代英語学科に入学しました。授業ではLGBTQなど多様な価値観について議論する機会が多くあり、語学力だけで測ることのできない成長と、幅広い視野を得ることができました。ゼミナールでは「表現学」の理論をもとに、英語劇の制作に取り組みました。英語の自然な発音や表情、イントネーションを意識しながら演じることで表現力が鍛えられただけでなく、異文化の日常や価値観を当事者の視点で考える機会も生まれ、ホテル業界で接する多様なお客さまの背景を理解する力につなげることができたと感じています。就職活動では、キャリアの選択が個人に委ねられる環境に魅力を感じ、ヒルトングループのウォルドーフ・アストリア大阪への入社を決めました。国内外のあらゆるお客さまに安心と快適を提供し、感謝の言葉をいただけるような存在になりたいです。
（2025年2月取材）