名古屋外大での大きな収穫は、言語をコミュニケーションの手段のひとつとして捉えられるようになり、さまざま価値観を自分の中にもてたことです。例えばゼミナールでは、「日本は他社を下げる比較広告は打ち出さないけれど、欧米ではその形式がスタンダード」など、広告や映画の事例を通して日本と海外の考え方の違いを学びました。また、さまざまな国・地域出身の教員や留学生など、たくさんの人と出会ったことで、相手の話を聞き出す力も養えたと感じています。金融・保険業界への興味が生まれたのは、2年次に受けたビジネスの授業がきっかけです。ある企業について多面的に考察・分析したことで、お金だけでなく人との関わりを大切にし、信頼関係の構築を重視している業界であることを知りました。この業界でなら「人の話を聞くことが好き」という私の強みを活かせると感じ、保険会社を志望するようになりました。今後は「人を大切にし、喜ばせたい」という自分のモットーを軸に、お客さまの人生に寄り添う仕事をしていきたいです。
（2025年2月取材）